
スポンサーリンク
この記事の目次
縦走準備は慎重にしたつもりでも…
10月9/10の2日間を使い1泊2日の山行を計画!
場所は北アルプス常念岳~蝶ヶ岳の縦走です(^o^)
久々の北アルプスに心躍る気分ですが(^o^)なかなかの長丁場!準備も慎重に…!
齡い50!気持ちは若いつもりでも体力は間違いなく衰えている訳で…(-_-;)
登山標準コースタイムに2,3時間は余裕を持って行動計画をたてました。
また、体力維持や疲労回復等を考えての食料も普段より多めに用意しました。

荷物が中に収まりからず外付けで対処16kg
そのためか、UL志向の登山を目指す管理人としては結構な量の荷物に…(-_-;)
そしてこの荷物の重さも後になって応えることに…
特に今回一番に悩んだのが”シャリバテ”です!
予想外の食欲不振からのシャリバテ(*_*)!の超スローペース山行に…(-_-;)
今回は管理人が経験したシャリバテと今後の対策をレポートしようと思います!
登山前にすでに、シャリバテの兆候が?
管理人170cmの55kgという痩せ型体型!過去50年間痩せで悩んでいます(-_-;)
世の中肥満の話題は事欠きませんが…痩せも深刻な悩みなんです⤵
少食かといえばそうでもありません!ただ、ムラ食いの傾向にあるのは確か?
今回も長野の山ということで栃木を真夜中2:00に出発!当然ですが睡眠不足です。
約4時間をかけ登山口まで車を走らせ、そこで少し仮眠をと思ったが眠れず^^;
途中、立ち寄ったコンビニで買った味噌汁とおにぎりを食べ準備を始める!
確かに、この時点で既に食欲はなかったんです!
まぁ~管理人も登山をしている身、エネルギーは必須と無理やり流し込み💧
何となく体がダルイ!そりゃそうです寝不足ですから💢そして齡い50…
この時点で既に”シャリバテ”の基礎が出来上がっていたのかもしれませんね(-_-;)
先ずはデンプン類(糖)でエネルギー源を確保!
今回の山行でスタート直後の3,4時間は良いベースで登れていたと思うんです!
ところが、その後食欲が沸かず行動食の摂取が曖昧になり徐々にペースダウン⤵(-_-;)
昼食は摂ったもののやはり量は少なかったように感じます!(これが、やはり最大の致命傷か!💧)
昼食もおにぎり1ケとスナック菓子程度をスポーツドリンクで流し込みです(お昼の時点で疲労こんぱい)
大まかですが男性1人が登山で消費するカロリーの平均値が3,600カロリー(歩行時間6時間)(*_*)
換算するとご飯15杯分に相当するようです。
簡単にこの3,600カロリーを枯渇させないようにエネルギーを補給しながら登るのが肝になる訳です!
さらに、エネルギーにも種類があり効率よく摂取することが重要になってくるようです。
先ずは糖質(炭水化物)(おにぎり・パン)いわいるでんぷん類のものです
行動中はデンプン類+糖類+ビタミンB1
糖質(炭水化物)にはでんぷん類と糖類の2種類があります。
でんぷん類は腹持ちが良く、エネルギー変換もゆっくりなため登山のベースエネルギーに!
糖類はエネルギー変換も早いので行動食や疲労回復時のエネルギー源に!と使い分けと分かりやすい。
でんぷん類は登山開始前や昼食時にベースエネルギーとして補給しておくのがベスト!
でんぷん類の代表格が”おにぎり”か?中身は疲れ効果大!梅干し(クエン酸)がベスト(^o^)
おにぎりに比べパンは腹持ちが悪いのでバターやジャムなどを付けることでカバーしましょう👍
そして、疲れが出てきた時やエネルギーを持続するためには変換効率が良い糖類を積極的に!
特に今回のように食欲不振の場合などはより糖類摂取を多めにすることを検討することも…
例えば…チョコレートや飴など今回はアルコール0%の甘酒パックを持参!コレが結構良かったです(^o^)
スポンサーリンク
今回の管理人のように食欲不振で,でんぷん類をあまり摂取できない場合やはり何らかの対策が必要に…
そこで、エネルギー変換が早い糖の摂取を積極的に行うことやサプリフーズなどでガス欠状態を回避!
とにかく体からエネルギーが枯渇しないように補給しなければならないのです。
そして、忘れがちな糖をエネルギーに変える時に必要になるのがビタミンB1です!
これは、ビーナッツやきな粉・ゴマなどに多く含まれる成分です。
更に上記で例に挙げた甘酒はビタミンやミネラルも豊富で「飲む点滴」といわれているほどです。

アマノフーズ様/写真引用
登山中の食欲不振の原因?
今回シャリバテになった原因のそもそもが”食欲不振”です💢
寝不足の体のせいもあったかと思いますが…疲れからくる食欲不振?軽い高山病?などなど…
今回の主な原因は寝不足と疲れからくる登山にありがちな食欲不振ではないかと(-_-;)
登山と食欲不振の根本原因のメカニズムは解明されていないのが現実らしい!
ただ、寝不足や疲労こんぱい・水分不足などは登山時の食欲不振を誘発しやすいのは確かなようだ。
せめて前日に登山口に到着し、しっかりと睡眠をとるスケージュールが必要だったかもしれません(-_-;)
そして、日常とは明らかに違う環境に体が慣れていない可能性も?
管理人なぜか?環境の変化でムラ食いになるタイプなんです💧
今回も、2日目後半になると環境に慣れたせいか食欲全開に!ヒュッテにてカレーうどん/おにぎりを完食!
「もっと早く食欲沸いてよ💢」といいたくなるムラ食い状態でした(-_-;)
シャリバテからくる危険サイン!
今回のシャリバテ!反省とともに今後に活かせる発見もありました^^;
ひとつに、気持ちの移り変わりです!簡単に言うと登山を楽しむ余裕がなくなっていきます💧
エネルギーに余裕があるときは景色を楽しんだり、スマホで写真を撮ったりと登山を楽しんでいたはずが…
シャリバテ気味になってくると、この上りはあとどれくらいか?まだこれだけしか進んでない!などなど…
辛さで頭が他に回らなくなっていました。もちろん写真撮影も少なくなったりと登山を楽しめてない(-_-;)
さらに、位置情報の確認も煩雑になっていたような(*_*)!今回は天候にも恵まれ迷うことはあれませでしたが…
実際に岩場などではペイントを見失い、いらぬ方向に進みそうになったりと注意力が散漫なところも…(-_-;)
さらに、感じた事のひとつに服装(身なり)の乱れに意識が向かなくなった!
細かなことですが服装(身なり)例えばパンツがずり下がっていたり、靴紐が緩んでいても気にはなっていても…
そうなんです!気にはなっているんですが直そうと思えず先送りしてしまうんです。
これが、服装だけではなく位置の確認であったり小休憩までも先送りしてしまおうとするのです(*_*)!
きっとこんな事の連続で遭難が発生するのだと機と感じた瞬間でもありました。猛省(-_-;)
まとめ
今回の北アルプス縦走ではシャリバテと一緒に色々な教訓を学んだ気がしました。
流石に、シャリバテ最中は”登山は今回で終わりでもいいか~”と考えた程でしたが…(・・;
少し回復しあの雄大な景色を目にするとそんな考えも忘れてしまうんですよね(^o^)
さらに、時間が経つに連れ”厳しかった登山”の方が何故かいつまでも心に鮮やかに蘇るものです!
縦走途中、20代の若者が同じコースを身軽に往復するのを見て愕然…(・・;
やはり、気持ちだけは若いつもりでも体力はしっかりオジサンに変わっているんですね(再認識)
されど、50のオッサンでも山を楽しむ気持ちは若者と変わらないはず!
であれば、しっかり50に見合う山登りをする迄です(^_^)
シャリバテ必ず克服してみせますよ~(^o^)!
苦しい思いをして登っても…?時が経つとまた登りたくなるのが登山!
このブログ記事を書きながらフツフツと登山欲が沸き返す管理人です(^o^)
スポンサーリンク