山が好きだからこそ山小屋ヘリコプター問題を考えてみた!
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楽しい気分が一変!これは大変だよ?

気合充分な管理人です!

来ましたね~8月!管理人にとっての登山ベストシーズンですよ(^o^)(皆さんそうでしょ!)

8月11日が山の日ということで尚一層心踊る気分です! 

 

 

そんな中最近、あるYou Tubeチャンネルで衝撃の動画を見ることに(*_*)…!

それがITAGAKI.TVさんの「登山文化の危機!「山小屋ヘリコプター問題」を読むという動画でしたITAGAKI.TV 

この方のチャンネルは登山動画が多く管理人も度々拝聴しては参考にさせて頂いているんです👍 

今回の動画は…?いつもと比べかなり長編しかも何やら真剣な面持ち(*_*)!

大変なことに…!

今、山で起きている現状!2019年7月下旬現在、多くの山小屋の現場で重大な異変が起こっている!

営業物資、生活物資が突如として届かなくなっているようです。

その原因が数年前から航空会社各社が山小屋の物資輸送から手を引き始めたのが発端のようです!

残る航空会社(1社)が大半の業務をこなすことに…(-_-;)

悪い連鎖が…

1社に掛かる負担増、それに伴う事故、誘発された人材流出

そして、直近の機体トラブルで山小屋への物資搬入ができず機能不全に陥ったというわけです!

 

 

さらに今回はリポート:伊藤二朗様の「山小屋ヘリコプター問題」を読み問題の深刻さを一層感じた次第です!

僭越ながら伊藤様のリポートより文章を参考・抜粋し簡略化して今回ブログにしました。

山小屋ヘリコプター問題」の窓口になれましたらありがたいです!是非、本文もお読みください

8月に北アルプスに登山を予定していた管理人!これを見て唖然(*_*)! 

正直、ヘリコプターに全く関心がなかった管理人(-_-;)

おもや山でそんな事態になっていようとは…

 

 

しかもです。この問題は一過性のものではなく今後、さらに悪化の傾向にあるということ(-_-;) 

また山小屋だけの問題に留まらず国立公園全体(ここでは登山道を含め山全体の問題に!)に発展に…

これって、大問題ですよね?

単純にこれから満足に山小屋を使えなくなる可能性や登山道の整備も不備になり安全登山ができなくなる恐れさえあるんですよね😨 

今回この問題に携わる事で、多くの人の活動のお陰で我々の安全が享受できているのを思い知らさました(-_-;)

山小屋の役割

漠然と国立公園の運営は?と聞かれた時、私達は国が予算化した上で維持・管理し手が回らないところを民間委託(山小屋など)に予算を分配し事業をしている?

漠然とそんな感じで思っていた管理人! 全然違いました(*_*) むしろその逆です。

日本の国立公園・特に北アルプスなどでは山小屋が公共的な役割の殆どを担ってきた訳ですね!

普段絶対に考えないよね~!

 

 

例えば山小屋自体が緊急避難施設であることや遭難救助、登山道整備、診療所の開設、登山者への食事及び各種情報提供など…

実に多岐にわたり現在の山岳観光に必要不可欠な存在になっている訳です🙏

 

 

そして近年その山小屋の維持管理に欠かせなくなっていたのがこれまた民間ヘリコプター会社という訳です。

そうです!取りも直さず民間主導で国立公園を守ってきた訳ですね!

ヘリコプターの役割

1960年以前は今では信じられませんが、人が背負えるだけの物資で山小屋を建設!

食料や生活物資等も人力手段が頼りで時には80kgの荷物を背負い2日がかりで山小屋に…という時代だったようです(*_*)! 

60年以降になるとこの作業の大部分をヘリコプターが担うように…

 

 

1回500kg~1,500kgの荷物を往復15分足らずでこなす事ができるように!以後、ヘリコプターへと大きく環境変化をすることになった訳です! 

そんなこともあり近年山小屋事情は飛躍的に近代化されていくことになったようです! 

確かにこの差は歴然!

 

 

例えバイオトイレやソーラーパネル設置・山小屋設備などなど…

これらの恩恵により避難所の設置・遭難救助がより充実登山リスクを下げることで登山初心者や高齢者であっても登山が可能になってきた背景もあるようですね!

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しかしです逆に言えばヘリコプター一択のライフラインということです! 

もしこのライフラインにトラブルが起きようものなら一発で破綻する可能性を秘めているという訳です。

 

 

今回、まさにそれが現実問題化されてしまったということなんです(-_-;) 

ヘリコプター問題の経緯!

北アルプスを例にすると、当初この区域を航空会社4社が程よい競争原理の中で運営していたようです!

それが2010年頃から4社のうち3社が相次いでこの事業からの撤退を表明することに…

残る1社が大半の仕事を請負うことに…当然、さばける限界量を越え荷物の延滞や機体のトラブルそして事故のリスクも格段に増えることに(-_-;)

 

 

そもそもなぜ3社の航空会社は撤退を余儀なくされたのか? 

そこにもやはり民間ゆえの原因が…

近年ヘリコプターへの民間大口取引が少なくなっているようです!

 

 

例えば農薬散布や林業民間事業などが減少し、一時期の需要が見込めなくなっているようです!

需要自体が限定しているヘリコプターは利益率の高い公共事業や電力会社の事業に大きく舵取りをせざるを得ない状況なんです! 

会社の舵取りも難しい…💧

当然ですが…山小屋輸送は事故リスクが高く利益も見込めない事業になってしまっている訳です! 

何とも納得いきませんが…これが現状ようです💧

このままでは?

撤退を表明した3社も僅かな業務は続けているようですが…

大半は1社が担う状況に…遅れを取り戻すも通常の50~60%が現状のようです(-_-;)

この状況が続けば山小屋輸送にかかるリスクは計り知れず本来であれば数社が業務を分担してリスク分散すべきところが逆の流れになっている訳です。

 

 

リスク回避できない状況が続けば残り1社もほぼ間違いなく、近い内に山小屋の契約を整理、削減せざるを得なくなる! 

話が飛躍しすぎ(*_*)!と思いますが…

現実この方向性が見えているようなんです💧 

 

 

また、問題を難しくしている理由のひとつに…

山小屋輸送業務のヘリコプターへの依存度が極めて高くそれに変わる代替え策が見当たらないことが問題をより一層難しくしているようです(-_-;) 

もう、白旗?

 

さらに、物資が届かず不足する自体が長く続くと山小屋だけの問題に留まらないんです!

登山道の保全や環境保全などなど山小屋が担っている業務は多岐に渡るはず(-_-;)

それでも対策を…?

大切なのはレポートでも触れていますが…

ここにきての悪者探しは何の意味も持たないということです! 

ヘリコプターを所有している航空会社も民間の企業であり何らかの営利(利益)がなければ存在意義がなくなってしまい会社存続ができなくなってしまう現状があるということなんです(-_-;) 

 

 

撤退イコール悪ではなくそうせざるを得ない理由とリスクがそこにはある訳です! 

かといってこのまま今の現状を放置し解決策を模索しなでいると結果は明らかに上記の消滅となってしまう訳です! 

考えただけで恐ろし~(*_*)! 

レポートでは現状考えうる対策を上げていらっしゃいます!

何とかしないと!

 

 

①航空会社数社参入よる運送業務の義務化

②義務化にあたり行政からの補助金制度

③緊急時の対応可能な行政ヘリの配備

④民間(山小屋)と行政との仕組みづくり

⑤他

まとめ(今回感じたこと)

今回、この「山小屋ヘリコプター問題」を読むことで日本の国立公園とりわけ北アルプスで起きている現状に驚きでした(*_*)! 

山を愛する者にとってこれは無視することのできない問題です!

しかも、登山者のみならず国立公園を維持管理するということからも重要な問題ですよね(*_*)! 最後にまとめと感想です。

 

 

①「山小屋ヘリコプター問題」というのをはじめて知って驚いた(*_*)!

②今、現在もヘリコプーの物資輸送は通常の半分程度しか行われていないこと!

③この現状が今後、改善される可能性が極めて低いこと!

④物資が届かないことによる、さまざまな障害が発生する可能性がある。

⑤日本の国立公園と行政の関わり合い

 

 

リポート:伊藤二朗様の「山小屋ヘリコプター問題」は内容も非常に濃くこの問題を丁寧・正確にリポートされています。

今回はリポート中から抜粋、簡略してブログにて紹介させていただきました。

本文との多少のニュアンス等の違いはお許しください。

 

 

詳しい内容は是非本文をお読みください拡散も宜しくお願いしますね(^o^)!     こちらから

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