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たま見聞録です！
今日は3月11日
そう！東日本大震災の日から12年…
生涯、自分が経験し得る最大級の自然
災害だったことは間違いない
10年一昔という軽々しくも軽率な言葉
を未だ受け入れない強烈なインパクト
をこの震災は日本にもたらしたのだ
それは、自分自身にとっても同じだ
12年前の今日、私が住んでいる栃木も
大きな被害があったからだ…
しかし、幸いだったのが栃木は海なし
県でもあり津波などの被害を間逃れた
ことだったのかもしれない…
当時、私は地元消防団に所属しており
震災と同時に収集命令がかかった
しかし、震災直後は仕事をしていたこと
もあり地元自治会からはかなり離れた所
にいたのだ
仕事を直ちに中断し郊外の自分の町へと
帰る訳だが、大きな通りの全ての信号は
稼働しておらず、その中お互いのドラバ
ー同士が譲り合いながら交差点を行き来
していた
普段の通勤時間の3倍ほどは要しただろ
うか？繁華街を抜け自分が住む町へと
近づくにつれ、明かりがどんどん少な
くなり、すっかり町に入った頃には灯
りと言えば車のヘッドライトだけにな
っていた…
そして、日頃見慣れていた風景が大き
く様変わりしている様子に改めて震災
規模の大きさを知ることになるのだ
一旦、家族の安否を確認しめちゃくち
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ゃになっている家をそのままに消防団
の詰め所に駆けつけた
そして一昼夜、町内の見回り安全確認
して回ったのだ！
倒壊した、地元中学校や近隣の住宅な
ど被害の確認をしていく…
自分が生きている間に思やこんな大惨事
が本当に起こっているんだ…
活動しながら、漠然とそんなことを考え
ていたように思う
確かに12年もの月日が経つことであの
当時言えなかった…
素直気持ちを綴れるようにもなってき
た。それは、東北の皆さんや隣県の福
島の方のことを思えば軽々に震災を口
にするのをためらわせたからだ！
しかし、確実に言えることは…
あの震災の意識は年々薄れていること
だ！人間とは何とも厄介の動物だ…
あれ程、鮮烈に植え付けられた記憶で
さえ年を重ねるほど教科書の歴史の一
部のように自分の経験をすり替えてし
まう…
それは、自分も同じだろう…
3月11日震災から数日間震災現場を見
続けて来て今一番印象に残っているも
のと聞かれれば…あの時、街の灯りが
ない夜空を見上げた時恐ろしいほどに
美しい星空が広がっていたことだ
不謹慎かもしれないが、それが自分自
身が思う震災の一番の印象なのだ…
それ以来、私の星空とは見上げるたび
にあの夜の恐ろしく美しい星空…そう
震災のあの日に引き戻される記憶にな
ているのだ…
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