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いよいよ長女の大学の後期分大学の授業料の支払いがせまってきました!
この時期、我が家は火の車状態です(涙) やはり大学生がいるって大変なんだってことが身に染みて分った次第ですホント!我が娘も現在大学3年生残すところあと1年です。なんとか後1年乗り越えなければと思ってます!
さて、そんな状態の我が家今回、銀行さんの教育ローンなるものをお借りしようかと考え問い合わせてみました。 まずは地方銀行の教育ローンなるものを検討!するとびっくり3,9%の利息がつくとのこと、何かの間違いではないかと思い聞きなおした位です。巷では金利0政策なるもの文字が賑わせる一方で3,9%って嘘でしょう?しかも教育ローンですよ!
これでは、話にならないと思いゆうちょ銀行ならどうかと思い問い合わせ、すると今は直接ゆうちょ銀行では扱いがなく〇〇銀行が委託業務にて扱っております?なんか良く飲み込めないが話はどうあれ内容を確認してみたろころ更にびっくり! 先ほどの3,9%を大きく越える5,5%の利子がつくとのことあまりの高さに意気消沈、借りるのを諦めました。
今時、低金利のものへ住宅ローンも借り換えをしている時代でしょう5,5%ってすごい高金利じゃないですか? もちろん、ゆうちょ銀行の教育ローンは用途が授業料全般にしか利用が利かないらしくまさしく奨学金に近い感じで利用するする人以外いないのでは!そこにこの金利5,5%は度を越えている気がしますよ。
まぁ~もちろん日本の奨学金制度は貸与型が殆どでしかも75%は有利子です。利子は3%ほどになりますからけっして安くありません!いや、むしろこのご時勢たかい金利ですよね!
話が少し脱線してしまいますが今、奨学金破産問題が社会問題化されつつあるというのを知っていますか?大学卒業後、奨学金の支払いが出来なくなってしまい自己破産する事例が増えているんです。学生支援機構とはいえ滞納すると回収業者による催促が容赦なくあり(場合によっては職場まで連絡が入るそうです)まさに闇金の取立てと変わらない例も珍しくないそうです。
破産に追い込まれている人達の殆どは、やむにやまれず破産に追い込まれているケースが殆どです。怠け心で破産を迎えている訳ではないのです!娘を持つ親としてこの現状を少しでも知ってもらいたいと思いこのブログも書いてみました。
もちろん、管理人は娘が大学生ということもあるのでよりこの問題が切実なことはいうまでもありません!大学を卒業して20年近くを奨学金を返す期間にあてなくてはならない日本のこの現状はどうにか変えてあげたいと思っています! この現状が意味するものはあまりにも大きな社会損失だということも見落とされている思うんです(汗)
例えば大学卒業後の初任給17~18万円、手取りで15万とすると3万円の返済をすることを考えると家賃、食費、その他を引くとぎりぎりの生活です。しかも昔と違い右肩上がりで給料が上がる時代とは違い全くその保障はないです! これは平均的な返済額ですから当然これ以上の支払い例もありますから、もっと生活がひっ迫することも考えられるんです(涙)
将来を背負う若者がこんなことでいいのかと思ってしまうんです! 世の中の意見も沢山あることも知っています! 「借金を背負うのを分っていて借りているんだから自業自得」「大学に行かない選択肢もあるだろう」等々 でも、世界から見るといかに日本が特別かが分るんです!
OECD加盟国の半分の国の奨学金は返還不要の給付型奨学金です又、残り半分の国の奨学金は貸与型無利子タイプですしかも授業料が殆どの国々が無料か安価なのです。
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では、他の国々はこれら奨学金の投資を損と考えているのでしょでしょうか?違います!こうした制度を使い社会に出た若者たちが納税することにより国が教育費に掛けた分の3倍以上を上げることができているんです!要は国は投資をして配当をもらっているようなものです!しかもかなり高配当な銘柄です!国は長い目で見れば国力も上がり税収アップにもつながり少子化にも歯止めをかけることも分っているんです!
こちらのグラフは就学前(幼稚園・保育園等)の公財政支出のグラフです。簡単に言うと国が義務教育前に掛けている予算割合ということですね!日本は6年連続最下位です(涙) これが高等教育(大学以上)になると更に少なくなる傾向です(涙)
日本の高等教育(大学等)への公的支出は、GDPの約0・5%でOECD平均の半分以下なんですよね(涙) 上記の表からも日本がいかにいかに私費依存しているかが分りますね!そして、これが意味するものは貧富の格差により教育を受ける権利が奪われることです。こちらもOECD加盟国最低レベルです(涙)
やはり、上記の表を見ても日本の教育制度は遅れをとっているとしか言いようがありませんね!将来の日本を造る上でも早急に考えなければいけない課題ですね!
なぜ、日本の政治家は少子化の問題もここにあることを認識しないのか?財源的にもそれほど大きな投資ではなく目に見える効果をもたらしてくれるのが教育費だと言われているんです。
どうか、将来を担う若者が普通に教育が受けられる世の中をつくって欲しいのです。 だって、そもそもが日本国民は等しく教育を平等に受ける権利をもっているのですから・・・
そして、少なからず教育ローンで利子を取るなどをしないでほしいのです金融機関が将来の若者に対して過大な利子をつけての貸し出し利益を出している更に厳しい取立て!これが4年後オリンピックを控えている現実の日本なんです。
一人の大人としてこの現状を恥ずかしいと思っています! 29年度よりようやく奨学金(貸与型/無利子?)が予算の一部に組み込まれることが報道されていました。もしかしたらこの背景には18歳選挙権の影響もあるかも?少しでも若い人に飴を配って票を集めようと考えているという見方も・・・でも基本はあくまでもやはり給付型奨学金の支給そして大学の無償化です。
でも、この際その色々な感情は目をつぶって!少しでも若者の声が届き政治を動かせなければ!それからしか何もはじまりませんからね(汗) 山が動けばその先の未来が違ってきます!
つくづく思うことは、こういった人に関わる予算は先ずは優先的入れるべきものなのではないかと思うのですよね~例えば介護の予算等もです!
もちろん管理人の単純脳で考えているほど簡単なものではないんでしょうけど(涙)でも、頭が悪いついでに外国に何千億円融資するとか数兆円投資するみたいなニュースをみることがありますが、それをまずはこちらに使ったほうがいいのでは?っといつも思うんです。
本当に近々の問題も山積ですもんね! もちろん、外交も大切なのはこんな管理人でもわかりますよ!でも肝心の国民特に若者が疲弊していたらまずはそこを何とかしないと!っと単純に思ってしまうんです! 自分勝手なんでしょうか?(涙)でも、日本国民が幸せじゃなくてどうして他の国を幸せに出来るのかっと思ってしまうんです。
最後に、ウルグアイ大統領ムヒカ氏が言った言葉で「私達は何のために生まれてくるのか?それは幸せになるために生まれてくるのです」今一度、考え直すべき時なのかもしれませんね!
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